【美術館】図録を買うの？買わないの？【博物館】 - Ripples Of Adventure ブログを止めるな

今回は美術館・博物館の図録についてです。

図録とは

図録とは、写真・絵画等の図を多く載せた記録や書物。

図録っていいですよね。まず響きが。ズドーンと来ます。 (英語に訳すと単にcatalogでなんだか味気なく感じてしまいますが…)

さらに書物としても見てすぐイメージがつく視覚的な情報が多いのでパラパラめくっているだけでも楽しめます(感覚としてはファッション雑誌やインテリア雑誌を読むのに似ている)。

悩みの種

ですがこの図録、毎回美術館や博物館の特別展に行くといつも悩みの種になるのです。

その悩みとは、図録を買うか買わないかについてです。特に興味深い展示や気に入った作品があると悩みが一層、深くなります。

悩まずに全部買えよという意見もありますが…

買わない理由

まず、買わない理由は、限られたリソース(金銭的、室的)からくるものですね。

金銭的出費
置き場を取る

そのため、厳選しなければなりません。

買う理由

一方で、買う理由としては、

気に入った作品をゆったりと自分の空間で眺められる。
展示会について復習や思い出に浸れる
解説を読むと目から鱗の発見があったりする
表紙デザインが良いので本棚を飾れる

特に、研究者や専門家によって寄稿されたテキストは、最新の知見や学術的な切り口の論評が記載されていることが多い図録は、美術好きとしては知識的な欲求を満たすことができます。

お気に入りの図録

お気に入りの図録を2つ紹介します。

ミュシャ展　図録

お気に入りの図録は、昨年、国立新美術館で開催されたミュシャ展のもの。スラヴ叙事詩のコラムや作品解説が豊富。ボリュームもかなりのものです。

www.mucha2017.jp

ジョジョ展　図録

これだけは別だ。欲しいと思ったら買っていた。

試し読みしよう

購入に悩んだら、ぜひ試し読みをしましょう。

併設のショップなどでも、図録を試し読みできますが、ショップ内であるため落ち着いて読めません。

＜お勧めの試し読みの場所＞

一般的な特別展では、会場内の休憩用のベンチに図録が設置されています。ぜひこのベンチで休憩しながら、図録の試し読みをしましょう。図録を読んで気になった作品があれば、すぐに実物をみることができます。気に入ったら購入しましょう。

＜国立新美術館では様々な図録を見ることができます＞

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— 国立新美術館 NACT (@NACT_PR) September 14, 2018