AIとデータについて
データの独占とその怖さについて書かれた良い記事。
- 演算速度の向上とAI技術の進化によって大量の個人データ処理が可能に
- 独裁国家ほど国民の情報を恣意的に集めることができ、競争優位になる
- 国民のデータを所有する者にとって、民主主義は操り人形に過ぎない
このままでは、人間は飼いならされた動物のようになってしまう危険があります。私達は牛を大量のミルクを生産するためのおとなしい家畜にしました。(中略)。私達は今、家畜人間を作り上げているところです。彼らは大量のデータを生産し、大きなデータ処理のメカニズムの中で効率的に計算処理を行うことができます。しかし、こうしてできあがった人間は、自分たちの持つ可能性を最大化することはありません。
突き詰めるところ、映画『ターミネーター』で描かれたような、わかりやすい未来、つまり武力でAIに支配される可能性は低く。 むしろ、人類のデータを握った国家もしくは組織によって、多くの人間の行動がコントロールされてしまう、ディストピアな未来の可能性が高い気がします。
人間が考えるのをやめた時、映画『マトリクス』で描かれたように家畜として、支配されることになりそうです。
ちゃんちゃん
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