【今日の一枚】ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作 聖トマス【国立西洋美術館】
お気に入りの作品を1枚ピックアップして紹介する今日の一枚。
今回は上野の国立西洋美術館の常設展示で見られる作品です。
今日の一枚は、ラ・トゥール作品です。
聖トマス
ジョルジュ・ド・ラ・トゥール作「聖トマス」
東フランスで活躍したラ・トゥール(1593-1652)は、現存する作品が約40点と非常に少ない画家です。 ちなみに、寡作で有名なフェルメール(35点)。したがって、ラ・トゥールの真作を見ることは、貴重な機会となります。
描かれている人物は、キリストの十二使徒の一人「聖トマス」。 陰影のつけ方や細部の精密さが優れています。
わたしは、特におでこ周りのしわと手の質感が気に入っています。ゲームのキャラクター選択とかで、この絵が出たら間違いなく選びます。
西洋美術館において常設展されていますので、ぜひ見てください。
- Georges de La Tour [1593-1652]
- St. Thomas
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