【博物館】ブラジル国立博物館炎上で思うこと ※追記あり
博物館好きの私としては、今日一番ショックなニュース。
ブラジル国立博物館が炎上
同博物館は1818年に開館し、今年で開館200周年。ブラジルで最も古い博物館の一つで、現地報道によると、ブラジルの歴史に関するものなど約2千万点が収蔵されているという。テメル大統領は「ブラジルにとって悲劇的な日だ。200年にわたる作品や研究、知識が失われた」との声明を出した。
同記事によるとブラジル国立博物館は、
- 1818年開館 今年200周年
- 収蔵品約2000万点
とあります。
どの程度のものが失われたか、未だこの規模感があまりピンときません。
そこで、以前、日本の国立博物館を調査した情報を元に比較してみます。
ripplesofadventure.hatenablog.com
ブラハク 対 トーハク
ブラジル博物館(ブラハク)に対する日本代表は、もちろんは歴史と収蔵品数とも最強な東京国立博物館(トーハク)です。
歴史
まずは歴史から。単純に開館時期の古さだけを比べます。
日本最古の東博より、ブラジル国立博物館が54年も古く、 日本の江戸時代には既に開館していたことになります。歴史がある博物館だったことがわかります。
収蔵品
量のみ比較します。
東博で12万ですので、圧倒的にブラジルが多い結果になりました。 ですが、ブラジルの数が多すぎます。 集計基準がわかりませんので、単純に数がどうこうという比較はできません。
まとめ
ブラジル国立博物館は東京国立博物館クラスの歴史があることがわかりました。
多くの収蔵品も多失われたことで、ブラジルだけで無く人類にとって損失です。非常に悲しいです。
ただ、人的被害がなかったことだけが救いです。
原因
予算削減と施設の不備?