日曜の読書・芸術は教養だ!?
カフェにて、
銀座にある画廊の代表である山田聖子著
『教養としての「芸術」入門』
を読んでいます。
帯に「芸術の教養がないと国際社会で恥をかく!」とあったので気になっていたので、読んでみました。
- 第1章 日本人は芸術への関心が不足している
- 第2章 芸術は世界共通のコミュニケーションツール
- 第3章 展覧会に行く、作品を買う…etc 芸術のたしなみ方
- 第4章 実例として見る現代のアーティストたち
- 第5章 国籍や言葉の壁を超えて人をつなぐ芸術の無限の可能性
感想
要約すると、ほぼほぼ他の一般的な美術ガイドの内容と同じことが書かれていますが、
だが、一般の人には、普段接点の無いギャラリーの代表の本と言うことで、視点が違うのかなと思える点もあったりした。
特に、第4章の実例としての現代アーティストは、実際に取引のあったアーティストの紹介があり、ならではの視点かなと思えた。
そこで取り上げられている、 ワタベカズ氏の『聖者の行進』は実物を見たくなった。
さらに、第5章は、画廊を開くまでの話が書かれており、興味深い。
蛇足
美術の教養は無くても、国際社会で恥をかくことって、ほぼありえない気がしました。本文にもそこまで書かれていないし…
最近は、芸術は必須の教養であると、煽る帯が多くて辟易してます。
ちゃんちゃん