Ripples Of Adventure ブログを止めるな

博物館・美術館、JOJO、日常について書いてます。

令和までには見たい特別展

あともう少しで新元号の令和です。

令和元年の注目の展示会は、すでに本ブログで紹介しました。

ripplesofadventure.hatenablog.com

ですが、

まだまだ平成は終わっていません。

平成にも素晴らしい展示会は残っています。

そこで、

今回は令和までに

つまり平成にまだ間に合うオススメの展覧会を紹介します。

東京国立博物館「国宝 東寺―空海と仏像曼荼羅

おなじみ上野公園にある東京国立博物館です。

東寺は、平安京遷都にともない西寺とともに建立されました。ちょうど羅城門を挟んで東と西に、両寺が位置します。

唐で密教を学んで帰国した弘法大師空海は、823年に真言密教の根本道場として東寺を開きました。

本展では、空海にまつわる数々の至宝や東寺に伝わる文化財が展示されています。

講堂安置の21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、国宝11体、重文4体、合計15体が出品されます。

特に白眉は、東寺の貴公子「帝釈天騎象像」です。

場所:東京国立博物館・平成館

会期:~令和1年6月2日(日)

toji2019.jp

東京都美術館クリムト展 ウィーンと日本 1900」

続いては、同じく上野公園にある東京都美術館です。

19世紀末ウィーンを代表する画家グスタフ・クリムト(1862-1918)。 本邦では過去最多となる油彩画25点以上が出品され、あわせてクリムトへ影響を与えた日本の美術品なども出品されます。

klimt2019.jp

場所:東京都美術館

会期:~令和1年7月10日(水)

国立新美術館「日本・オーストリア外交樹立150周年記念 ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」

最後に、国立新美術館です。

昨日から開催中の展覧会です。 再びクリムトとウィーンです。日本とオーストリアの外交樹立150執念を記念しての展示会です。 19世紀末から20世紀初頭にかけて、ウィーンでは、画家グスタフ・クリムトエゴン・シーレ(1890-1918)など時代を代表する芸術家たちが登場しました。 本展はクリムトが活躍したウィーンに着目した展覧会になります。

artexhibition.jp

場所:国立新美術館

会期:~令和1年8月5日(月)

平成最後をこれら特別展で締めくくっては、いかがでしょうか。

過去記事もどうぞ

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【博物館】令和元年注目の展示会

元号が発表になって、ただ単に令和を使いたかっただけ。

というわけではありませんが、

東京国立博物館の令和元年おすすめの展示会を紹介します。

東京国立博物館 特別展「美を紡ぐ 日本美術の名品 ~雪舟、永徳から光琳北斎まで~」

2019年5月3日(金) ~ 2019年6月2日(日)

特5で見られるコンパクトな展示です。

会期前半に、狩野永徳筆「唐獅子図屏風」、会期後半に、永徳筆の晩年の国宝「檜図屏風」を公開。

雪舟尾形光琳葛飾北斎らの名品も一堂に紹介する展覧会となります。

www.tnm.jp

東京国立博物館 特別展「三国志

平成館 特別展示室 :2019年7月9日(火) ~ 2019年9月16日(月)

三国志好きにはたまらない展示会です。

2世紀末中国における魏・呉・蜀による3国の覇権争いの史実を脚色した三国志演義が有名ですが、

今回の展示は最新の歴史調査に基づく展示となります。

私は小さいころから三国志好きでしたので、リアル三国志の世界が見れるとは夢のようです。

個人的には今年もっとも注目すべき展示会です。

sangokushi2019.exhibit.jp

過去記事もどうぞ ripplesofadventure.hatenablog.com

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EOS RPで東博の桜を撮ってみた

先日購入したキヤノンのフルサイズミラーレスEOS RP。

まだまだ練習中で操作や設定に慣れていません。

本日は晴天なり。すわ被写体を求めて、東京国立博物館の庭園内の桜を撮影しました。

レンズはRF35mm F1.8 IS STMです。

隣接する上野公園は花見客や観光客でごった返していますが、

対して東博内の庭園は桜の数は少ないものの、桜の種類も多く、なんといっても人が少なくゆっくりみれるので撮影や、花見の穴場です。

過去記事もどうぞ

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【博物館】東京国立博物館 メンバーズプレミアムパスを今年も購入

少し間隔があきましたが、東博の年間パスの更新しました。

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過去記事で紹介したとおり、いろいろな種類がありますが、

今年もプレミアムパスにしました。

5000円の投資は、安くはありませんが、東博には何度も行くのですぐに回収できるはずです。

早速東博でお花見をしてきます。

フルサイズミラーレス・CANON EOS RPを買った

先日予告していたカメラ購入の件。

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ついに購入を決断し、その勢いでさっそく購入しました。

機種は本日発売のキヤノンEOS RP。

非常に軽量でコンパクト。このボディの中に、フルサイズセンサーが入っているとは思えないほど。



新しいおもちゃを手にしたようで、

どんな画が撮れるかワクワクしています。

RF35mm F1.8 Macro IS STM とともに

【美術館】奇想の系譜展に行こう【感想】

奇想とは

奇想とは「普通では思いつかない考え。奇抜な考え(広辞苑)」。

東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展・江戸絵画ミラクルワールド」に行ってきました。

奇想の系譜展

kisou2019.jp

美術史家・辻惟雄が1970年に著したロングセラー「奇想の系譜」をフューチャーした展覧会。

同書でも取り上げられた江戸時代の革新的な画家6名

さらに本展示会では、同時代の画家2名も展示されています。

画家の独特の世界観による作品が展示されており、満足できました。

なかでも私のお気に入りは、

伊藤若冲:像と鯨図屏風

陸の王者・像と海の王者・鯨がお互いに対峙するような、白と黒のコントラストが特徴的な屏風でした。

若冲といえば鶏図ですが、屏風の大作もよい。

曽我蕭白:唐獅子図

非常に大きな作品。迫力満点の唐獅子。

長沢芦雪:白象黒牛図屏風

大きな白い象と小さなカラス。大きな黒い牛と小さな犬。この対比が絶妙な作品。

特にポメラニアンのような小さい犬が、、、、モフモフしてかわいいのなんの。

長沢芦雪:なめくじ図

なめくじとその軌跡を一筆書きのように書いた作品。シンプルですが、これもよい。

白隠慧鶴:すたすた坊主

ユーモラスな坊主です。こんな坊さんがいたなんて。

最後に

前提知識がなくても楽しめる作品が多く、間口の広い展示会になっています。

書籍「奇想の系譜」もあわせて購入したので、さっそく読もうと思います。

奇想の系譜 (ちくま学芸文庫)

奇想の系譜 (ちくま学芸文庫)

過去記事もどうぞ

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カメラを買おうと思う

唐突なタイトルですが、 そろそろスマホでのカメラ撮影に飽きてきたので、

本格的なカメラを買おうかなと思います。

ミラーレス一眼が良さそうですが。

とりあえず、いまはどの機種が良いか見繕っている段階で、一番楽しい時期なのかもしれません。

買ったら、そのあたりの記事でも書こうかな。